美容室で初めてショートカットにしました
最終更新日 2024年4月25日 by degicame
小さいころに親からプレゼントされた絵本は、お姫様が出てくる童話ばかりでした。
童話に出てくるお姫さまは、髪の毛が長くて、フリルのついた綺麗なドレスを着て優雅にダンスをし、素敵な王子様と恋に落ちるストーリーで、自分もいつかはお姫様のような女性になりたいという夢が、無意識に心の中に住み着くようになりました。
それからは洋服を買ってもらうときは、リボンやフリルがついた女の子らしい洋服を好み、ズボンなどをはくことはめったにありませんでした。
髪の毛も普段から長く伸ばして、スイミングスクールに通っていたときは始末が大変だったこともありますが、それでも髪の毛を切ることはありませんでした。
思春期になって、女の子がお洒落に目覚めたちょうどその時、芸能界で絶大な人気を誇るアイドルや女優の間で、ショートカットが流行りました。
友達の多くは、それに影響されたショートカットにしていましたが、私は絶対に髪は切らずに、少し茶色に染めたり緩いパーマをあてることはありましたが、長い髪をキープし続けました。
友達の間ではすでに私の長い髪はトレードマークのような状態になっていて、似顔絵をかいたり、ゲームのアイコンを決めるときも、長い髪を選ぶのが当然になっていました。
結婚してから子供が生まれたときは、子供に手がかかってしまうので、髪の毛を切ってしまおうかと思ったことは何度もありました。
おんぶをしたり抱っこをしていると、縛った髪の毛が子供のちょうど口の部分にくるようで、それをおしゃぶりと勘違いするのが唾液を沢山つけてなめられてしまうからです。
夜になると髪の毛の先っぽのほうが、唾液で固まっていることもありました。
それでも何とか髪の毛を長く美しくキープすることができたのは、小さいころからお世話になっている美容室のスタッフのスキルが高かったからだと考えています。
◎HPはこちら→星川 美容室
長い髪をストレートで楽しむだけでなく、緩くパーマをかけたり、部分的にメッシュを入れるなどアレンジをしてくれたので、ずっと飽きることなくロングヘアを楽しむことができました。
それに美容室に行くたびにプロ専用のトリートメントをしてくれるので、それが髪の毛の質を良く保つのではないかと思いました。
しかし私の家系では遺伝的に、年齢よりも白髪が多いことは以前から認識していました。
物心がついたことには、おばあちゃんは髪の毛が真っ白でしたし、母親も30代半ばから白髪に悩まされていたという話を聞きました。
私も白髪になったら嫌だから、もし見つけたら染めようと考えていました。
そして悩んでいたことが現実になったのは、30歳になる直前でした。
鏡を見ていると、額の生え際部分が何となく明るいような気がしました。
気になって電気をしっかり照らしてみると、白髪がまとまって生えていることに気付きました。
衝撃を受けましたが、もしかしたら前髪だけでなく後ろ部分も生えているのではないかと心配になり、三面鏡を使って、後ろの部分を確認してみました。
そうしたら、数本だけでなく、数えられないくらいあることがわかりました。
表面部分にはないのでぱっと見は目立ちませんが、内側部分にかなりあったので、これは染めなければならないと判断しました。
いつも通っている美容室に行き、白髪染めをしてほしいとお願いしました。
それまではカラーリングをしていたので、白髪染めをすることにかなり悲しさを感じました。
それからは1か月に1回のペースで白髪染めのために通っていましたが、歳を重ねるうちに白髪はかなり増えてきて、1か月の1回のペースでは間に合わない状態になってしまいました。
生え際が真っ白になってしまし、黒い部分の白髪部分のコントラストが目立ってしまいます。
白髪ではない髪に、白髪染め剤を使うことにもためらいを感じていました。
美容室のスタッフに相談したところ、思い切ってショートカットにしたほうが白髪染めをしても黒髪の部分が傷まないし良いかもしれないとアドバイスをされました。
ショートカットにするという選択肢は、スタッフから話を聞くまで考えたことはありませんでしたが、それもいいかもしれないと考えるようになりました。
それでショートカットにしてくださいとお願いし、鏡の前に座りました。
背中の半分近くまである長い髪だったので、最初にばっさり切られました。
かなり衝撃的で、床に落ちていく髪の毛を呆然と見てしまいましたが、スタッフのハサミを使う様子がとても生き生きとしていたので、そちらの方に目が向きました。
30分ほどのカットの後、頭がとても軽いことに驚きました。
髪の毛って重量があるものだとわかりましたし、自分で言うのもおこがましいですが、ショートカットは結構似合っていて、若返ったように感じました。
スタッフも似合っていると言ってくれましたし、帰宅してから夫や子供からも前より良くなったと言われたので嬉しくなりました。
今度、学生時代からの友人と久しぶりに会うので反応が楽しみです。
※参考リンク
【2017可愛いショートヘア】おしゃれで小顔な髪型ショートカット特集