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【教えて宇田先生!】個人投資家におすすめの投資法について

最終更新日 2024年11月21日 by degicame

「個人投資家としておすすめの投資の仕方は?」
「証券会社の選び方を知りたい」
「宇田謙心さんの評判やプロフィール情報を探している」

嘗ては銀行に定期預金を預けて置けば、5%ぐらいの利息が付いたため、元本保証ありで投資家のように誰でもほぼゼロリスクで運用が出来ました。
だけど政府の経済対策の失敗が続き、長引く不況で日銀が長期金利ゼロどころか禁じ手のマイナス金利政策を行ったため、銀行の金利はほぼ無しの状態になってしまいました。
そのため今まで銀行に定期預金を積んで置けば、何も投資をしなくても良かった幸せな時代が終わり、誰もが個人投資家になってリスクありの運用をしなければ、どんどん資産が目減りして行く時代に突入しました。

【特集】資産運用とボラティリティの高さには要注意

宇田謙心さんが考える投資の怖さ

でもいきなり個人投資家になって、これまで何の投資もやったことが無い人がほとんどなので、株や仮想通貨とかがあるのは知っていても知識がないので怖いし、銀行がすすめてくる手数料ばかり高くて元本割れが約8割の商品も損するのは目に見えているし一体どうすればいいのか迷って何も出来ない状態の人が多いはずです。
株も仮想通貨も、大小はあれどギャンブルの要素があるので、初心者の個人がやったらほぼ確実に失敗するのでおすすめできません。
私の友人も大手証券会社の飛び込み営業の方が来て、500万円ほど投資したけど、すぐに下落して1カ月で慌てて売って大損した人もいます。
株は下がってもすぐに売らないで反転するのを待つ忍耐力が必要なので、知識と経験がない人にはおすすめできないいい例を友人が示してくれました。
株に関してですが、自分で勉強して分散投資すれば、長期的には利益を上げる事が出来るので完全否定はしません。
だけどいままで銀行の定期預金を預けていて、全て相手任せの個人投資家にはあまりお勧めできないです。

宇田謙心

証券会社や銀行が行っている投資信託

完全に放置をして置く投資家におすすめなのは、証券会社や銀行が行っている投資信託です。
投資信託は個人の代わりに、沢山のお金を集めて、それを株や債券などに分散投資してもらう金融商品です。
だから、一度預けてしまえば、上がる下がるの変動はあるにせよ、解約するまでは他力で運用して貰えます。
そして株価が上がったり、運用がうまくいけば、その上がっ文が利益となり、逆に下がってしまったら損をする至って単純な仕組みです。
但し投資信託には、幾つかの注意点があります。
どんなに上手い運用をしても、手数料が高い投資信託に預けてしまえば、その分利益が減ってしまいます。
例えば5%以上の高利回りの運用をしていても、手数料が約5%である場合は、配当金はゼロに近くなります。
初心者だと運用実績で毎年5%を達成しているという方に目が行きがちですが、手数料がいくらなのかが最も大切です。
3%程度の運用実績でも、手数料が1%未満の投資信託があるとしたら、単純に2%の利益が上がります。
運用実績が低くても配当が高い投資信託を探せば、オンライン証券とかで簡単に見つかるのでそちらを買った方が正解です。

絶対に失敗する悪意まで感じる証券会社の投資信託とは

絶対に失敗する悪意まで感じる証券会社の投資信託には、毎月配当の投資信託があります。
証券会社の投資信託の手数料は、通常は年に1回なので1回のみで済みますが、毎月なので年12回手数料が発生します。
手数料は損失が出ても、毎回証券会社に払う必要があります。
だからこういう毎月配当金が出て、月給のようにお金が入りますとかセールスしてくるような悪質な証券会社は避けるべきです。
ネットと実店舗のある証券会社だと、投資をした事が無い人だと店舗がある安心感から選びがちです。
だけど考えてみて欲しいのですが、店舗を維持するには固定費が必要となります。
それと営業マンが自宅までセールスにくると言う事は、その分の人件費が掛かります。
その結果として、実店舗のある証券会社はその分手数料を上げないと会社を運営できません。
それに対してオンライン証券会社の場合は、店舗維持費用や営業マンの人件費が掛からない分手数料を抑えてくれます。

オンライン専門の証券会社を使う場合の注意点

だからベテラン投資家は、投資商品を購入する時にはオンライン専門の証券会社を使う人が多いです。
気を付けなければいけないのは、大手証券会社の中にはオンラインサービスを始めている所もあります。
だけどそういった大手証券会社のオンラインは、利便性が上がるだけで経営母体が実店舗のある会社なので、オンライン専門の証券会社よりも高い手数料が取られます。
オンライン専門の証券会社で、投資信託をおすすめされたのはいいけど、沢山の投資信託があるのでどれで運用すればいいのか迷う人も多いはずです。
今まで銀行の定期預金で運用して来て、自分で商品を選ぶ暇なんてないよと言う人におすすめなのは、インデックスファンドがおすすめです。
インデックスとはその証券市場で、優良で取引がある程度盛んに行われている株を均等に買って投資する商品です。
つまり株価に連動して、置いて置けば利益が上がる商品です。

まとめ

ではどの国のインデックスを買えばいいのかも気になりますが、購入する時の経済状況によって変わります。
ある程度経済が発展するのを見越さないといけないので、米国や新興国系のインデックスを買う人が多いです。