堅実な資産運用と純金積み立て
最終更新日 2024年4月25日 by degicame
世界的な経済不安が広がっている中で、再び注目を集めているのが金です。
ゴールドとも呼ばれる金は実物資産なので、債券や株式などの紙の資産とは区別されています。
債権や株式など紙の資産は、会社や発行体の業績や信用により価値が決定します。
世界情勢が安定して経済が好調だと紙の資産は価値が上がりやすいですが、世界情勢も経済も不安定になると実物資産の価値が上がりやすくなります。
目次
実物資産と紙の資産は値動きが反対になりやすい
実物資産と紙の資産は値動きが反対になりやすいので、資産運用では債券や株式だけでなく金などの実物資産を含めるとバランスが取れます。
ゴールドは守りの資産なので、資産全体の1割程度が保有の目安になります。
株式や不動産など資産の保有方法は人によって様々ですが、それぞれメリットとデメリットを持っています。
古い時代から美しさと希少性で愛されてきた金は世界共通の資産で、様々なメリットがあります。
埋蔵量に限りがある鉱物なので無価値にならず、どの国でも金の価値は同じです。
金は無価値になる心配がないですが、株式は世界情勢など様々な変化によって価値が急落する可能性があります。
短期間での利益を目指す人には向いていませんが、長期で保有資産を守りたい人にとっては有効です。
金の購入方法
金は予算や目的によって様々な購入方法がありますが、最も簡単なのが金貨です。
金貨は、信頼できる貴金属店に行けば面倒な手続きなしで購入できます。
証券会社や貴金属メーカーなどが取り扱っている純金積み立ても人気があります。
純金積み立てだと少額資金からスタートでき、毎月の積立金は自動引き落としなので確実に貯蓄できます。
ゴールドに憧れる人は多いですが、現物を店で購入して手元に置いておくのはリスクがあります。
純金積み立てなら、毎月少しずつ積み立ててゴールドの現物を購入できます。
価格の変動に関係なく事前に設定した分の金を購入するので、価格変動リスクを抑えられます。
毎月の購入価格が決まっているので地金の価格が低い日には多く購入し、高い日には少ない購入になります。
ゴールドリンクの純金積み立てのメリット
純金積み立ては毎営業日ごとに自動的に積立が行われるので、長期的な投資商品の中では比較的扱いが簡単です。
日々変動する価格をチェックしながら買えるスポット購入もあり、ライフスタイルに合わせて選択できます。
その日の価格で購入が可能なスポット購入は、重量を指定して購入する方法と金額を指定して購入する方法があります。
純金積み立てで購入したゴールドは一定量になると金貨などに交換できますが、交換するまでは運営会社が預かります。
運営会社に預ける方法には消費寄託と特定保管があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
消費寄託の場合は購入したゴールドの所有権は運営会社に移り、運営会社が運用します。
契約者には、自分が預けたゴールドの返還を請求できる権利があります。
消費寄託を選択した場合は保管料が無料になるケースが多いため、契約者は出費を抑えられます。
純金積み立てのリスクについて
運営会社に金の所有権が帰属するため、運営会社が倒産すると預けていたゴールドが戻ってこないリスクがあります。
消費寄託を希望している場合は、信頼できる運営会社の選択が重要になります。
特定保管は混蔵寄託とも呼ばれ、契約者から預かった金の所有権は契約者に帰属します。
契約者が返還請求を行うまで、運営会社は責任を持って預かった金を保管します。
特定保管なら契約者に所有権があるので、寄託した金が消えてしまうリスクはないです。
保管は運営会社の金庫で行うので、契約者は預けている期間やゴールドの量に応じて保管料を支払うのが一般的です。
消費寄託も特定保管も、それぞれ契約者にとってのメリットがあります。
消費寄託を選択した場合は契約を続ける際に特典を用意している運営会社が多く、保管料が不要なのでコストを抑えられます。
ボーナス特典を上手に活用しながら積み立てられる
ゴールドは配当や利息を生まない資産ですが、ボーナス特典を上手に活用しながら積み立てられる魅力があります。
特定保管は保管料はかかりますが、預けていたゴールドは契約者の所有なので必ず戻ります。
寄託方法は運営会社によって違うため、口座を開設する際は確認が必要です。
消費寄託と特定保管の両方を用意している運営会社もあれば、一方だけの会社もあります。
長期投資を検討している場合は、契約者が寄託方法を途中で変更できる運営会社を選ぶと便利です。
日本には様々なタイプの投資商品がありますが、純金積み立ては長期間継続するほどメリットが期待できます。
運営会社を選ぶポイントは契約者によって異なり、購入方法の内容で選ぶ人もいれば手数料や利便性で選ぶ人もいます。
最近はオンラインで金の購入ができる運営会社が増えていますが、どの会社も充実しているのが顧客サポートです。
まとめ
主要都市に直営店を展開している運営会社だと、店舗にアドバイザーが常駐しています。
専門知識のあるアドバイザーに相談できるので、投資を始めたばかりの人にとっては特に便利に活用できます。
