今回のデジカメ写真こぼれ話は、CCDの埃についての話です。
まずは下の写真を見てください。
一見何でもない写真に見えます。皆様に見ていただいているサイズでなら
問題はないのですが、拡大すると、ちょっと問題が起こってきます。
写真の一部を拡大したものです。青い楕円で囲んである部分にしみのようなものが
あります。これはCCDについたごみなのです。
デジタルカメラのCCDは、静電気を帯びています。レンズを交換するときに、わずかな埃
が入り込んで、CCDに付着することもあります。
絵柄によっては、わからないものもあるのですが、作例写真のように、背景が明るい
単色のバックだと、もろにわかってしまいます。
もちろん、撮影前に、デジカメ一眼レフのミラーをアップして、圧搾空気で
CCDの埃を飛ばすのですが、ミクロン単位の埃が取れずに残る場合もあります。
CCDを清掃に出すと、戻ってくるまでに1ヶ月くらいかかってしまいますので、
こういった場合はレタッチで消すしかありません。
フォトショップですと、スタンプツールというのがあります。
下の図を参照してください。
赤い丸でかこんであるのが、スタンプツールといって、この手のちょっとしたものを
消したりするときに使うツールです。写りこんだ要らない電線を消したりするときも
同じツールでけします。
スタンプツールを選ぶと、下の図のような円形が現れます。
この写真ではわかりやすく太い黒円で表記していますが、実際は、もっと細い線が
現れます。この円の範囲内のデータをAltキーを押しながらマウスを左クリックして
埃の汚れの上に持っていき、クリックすると、Altキーを押しながらマウスを左クリック
下範囲のデータがしみの上にコピーされて、しみが消えるというわけです。
この円の大きさは、メニュー→ウインドウ→ブラシの表示で変えられます。下の図の
ようなダイアログが現れます。
円の大きさをここから選ぶわけです。ぼかしになっている円は、境界線をぼかすので、
コピーしたデータをしみの上に貼り付けたときに、自然に見せる効果があります。
広い範囲を一気に修正したいときは大きい円。細かい修正の時は小さい円を選んで
作業します。
いずれにしても、根気の要る作業ですので、CCDはきれいにしておいて、
極力、無駄な作業がなくても済むようにしておくと、精神衛生上良いかも知れませんね。
特に大量の写真で作業をしなければいけないときは、涙モノです。