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デジカメ写真とヒストグラム part3

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デジカメ写真とヒストグラム part3

さて、この項では、ヒストグラムが、暗めのところに集中したほうがよい場合について、
解説をさせていただきたいと思います。通常、ヒストグラムの山の頂上は、
グラフの中央部分にくるのが、理想とされますが、これは、あくまでも、通常の場合で、
通常とは、違う意場合も出てきますので、そこを理解して欲しいのです。

それでは、まずは下の写真を参照ください。


よく、生垣やフェンスなどの代わりに植えられている植物ですね。
色は、ダークグリーンというか、かなり濃い緑色をしています。ご覧になったことの
あるかたがたが、ほとんどだと思います。

この写真は、見た目よりもかなり、明るく写っています。ヒストグラムを
チェックしてみましょう


さて、ヒストグラム上では、山の頂上が、グラフの中央部にあり、明るいところが
白く飛んでもおらず、暗い部分が、黒くつぶれていない、正常な露出であることを
示しています。

ところが、写真自体は、見た目よりも明るくなっていますね。
このギャップに注目して欲しいのです。

このことは、デジカメ写真撮影編で説明させていただいた、露出補正の部分と
大きくかかわってきます。

カメラのオートの露出は、中間よりも、暗いものを明るく、中間よりも
明るいものを暗く撮影しようとします。

簡単にいうと、平均値に近くなるように判断するわけですね。

ところが、実際の生垣フェンスの色は、中間の色よりも、もっと濃い(暗い)のです。

下の写真を参照してみてください。見た目の印象に近くなるように、意図的に
マイナス補正(暗くなるように補正)して撮影したものです。



一番上の写真と比べると、暗く写っているのがわかるでしょうか?実際の見た目の色は、
このくらいの濃さのグリーンですよね。

それでは、このときの、ヒストグラムがどうなっているのか見てみましょう。


ヒストグラムを見ていただくと一目両全としていますが、グラフの山が、かなり左よりに
きていますね。これくらいのより方が、適正になる場合もあるのです。

露出を判断する場合に、ヒストグラムをチェックするのはもちろん大切なのですが、
このヒストグラムが、明るいほうによったり、暗いほうによったりした場合のほうが
より見た目に近いものがあるということを、しっかり押さえておいて欲しいのです。

撮影時に、ヒストグラムをチェックして、そのときに、山の中央がグラフの中央にある
場合がよいのか、暗めにある場合がよいのか、しっかり判断することが大切です。

そして、中央よりも、暗く写ったほうがよいと思われる場合は、マイナスへ補正をして、
撮影しましょう。

もちろん、あとからレタッチで調整することも可能ですが、画質の維持という
観点からすると、極力撮影段階で、完成に近い状態にしておいたほうが、レタッチは
楽になります。

レタッチで、レベルを補正して、ヒストグラムの値を変えると、画質は確実に
劣化していきます。画質の劣化を最低限度にとどめるために、できるだけ、
適切な露出での撮影を推奨いたします。

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