このカテゴリでは、デジカメ写真こぼれ話という話題で、デジカメ写真を撮影していて、
気が付いたことなどを、私の実体験に基づいて紹介させていただきたいと思います。
露出や、ピントのテクニック的なこと、撮影場所などの情報なども、
順次紹介させていただこうと思いますので、お楽しみに。
少しでも、読者の皆様の写真を楽しむ参考にしていただければ幸いかと思います。
さて、この記事を書いている現在は、桜のシーズン真っ盛りです。ところが、桜の花の
撮影というのは、意外に難しいものです。
どう難しいかというと、まずは、下の写真を見てください。

空をバックにして写真を撮影すると、上の写真のように、桜がどす黒く
写ってしまうのです。読者の皆様の中にも、そうそう、そうなんですよ〜という
方は多いかもしれませんね。特に、曇天の日などは、こういうデジカメ写真に
なりやすいですね。
そこで、露出をプラス方向へ(明るくなるほうへ)補正します。
このときは約プラス0.7でした。
それで撮影したのが、下記の写真です。

このように、桜の花が、白く美しくなります。大体、プラス方向に露出補正をして、
間違いはないのですが、一概にそうとも言えない状況もあるということに
最近気が付いてきました。
次の写真をちょっと参照してください。

定石どおり、プラス方向へこのときは0.3ほど明るく補正したのですが、
桜の花びらが空の明るさに溶け込んでしまうのです。
桜の花の色そのものは、比較的目で見たものに近いのですが、ぱっと見た感じでは
桜なのか、枯れ木が並んでいるのか、ちょっと判別がつきにくいかもしれませんね。
そこで、マイナス方向へ0.3だけ暗く補正して撮影してみました。

この写真は、桜の花と、空の境界がしっかりわかります。このように、桜の微妙な
花の色などは、再現が実は非常に難しいのです。
そこで、デジカメ写真で桜を撮影するときは、必ず、カメラの判断した露出のほかに、
プラスとマイナス方向に、0.3くらい明るいほう、暗いほうへ補正したものを、それぞれ
撮影しておくことを、強くお勧めします。
カメラ背面の液晶画面で確認しても、機種によっては実際よりも明るく表示する
液晶画面をもつデジカメもあります。
これは、野外の明るいところで撮影しても、液晶画面が見やすいように、メーカーが
明るめに設定している場合があるからですね。そこで、露出を微妙に
補正しておいたものを、いくつか撮影しておいて、自宅のパソコンなどで、きちんと
確認なさることをお勧めします。
実に微妙な違いなのですが、いいものを撮るときには、気を使ったほうがいいわけですね。
ちなみに、撮影場所は、岐阜県の墨俣一夜城周辺です。桜の時期に、お出かけの際は、
一度撮影してみてはいかがでしょうか?
いい写真が撮れるよう、祈っております。がんばってください。