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デジカメ写真とスナップについて


この項では、デジカメを使った、スナップ写真について、
書かせていただこうと思います。(フィルムでも同じなのですが)

今は、スナップ写真の非常に撮りにくい世の中になってきました。
肖像権や、プライバシーの問題などもあり、30年ほど前に、
有名な写真家の土門拳氏が言われているように、被写体に食い下がって撮ろうものなら、
あっという間に警察を呼ばれてしまうでしょう。

法律的には上の写真のように群集を撮影した場合、個々は添景とされ、問題はありません。
しかしながら、スナップ写真の撮影に関しては、カメラの技術以前に気配りをしなければ
ならないことも多いのです。

撮られる人は、個々に考え方、感じ方は違います。そこで、良いスナップを撮るときの
コツの一番は、自分が写真を撮ることを許される存在になるというのが大事です。

どういうことかというと、その場に自分がカメラを持って撮影していても、誰も不思議に
思わないように、その場の雰囲気に溶け込むことです。

お祭りなどは、そういった練習にちょうど良いのですが、自分は芸術を撮っているのだ!
という態度は、やはり反感を買いますし、逆に、撮られている人と目が合った場合は
軽く目礼して、相手に「撮らせていただきました」という敬意を表す。撮られたくない人
はカメラを避けようとしますから、そういう人には絶対カメラを向けないという
気配りです。



この写真も、私は珍しそうに象を見ており、他の人たちも私の存在に気が
ついていましたが、軽く会釈をしたら、向こうも会釈を返してくれて、
何もトラブルは起こりませんでした。

逆に、カメラを見せて、写真を撮ってもいいか?という身振りをすると、思いもかけず、
すばらしい笑顔を返されることもあるので、人をしっかり観察して、いやな印象を
与えないようにするのが大事だと思うのです。いまのところ、スナップ写真を撮っていて
トラブルになったことはありません。

もちろん、常識的にこれは撮られた人が恥ずかしい思いをするだろうな?という場面は
発表しないこともありますし、大事なのは、気配りとコミュニケーションではないかな?
と思います。

逆に、思い切ってお写真いいですか?と聞いてしまうのも策です。
今は、物騒な事件も多いことも合って、特に子供の写真などを撮影するときは、
保護者の親御さんに対して会釈をして、「かわいいお子様なので、もしよければ一枚いいで
すか?」と声をかけて、同意を得てから撮影するようにしています。

きちんとした態度で撮影をしていれば、無用な誤解を避けることも可能ですし、
相手が不快そうにしている場合、撮影は避けるようにすれば、トラブルに巻き込まれる
可能性は低くなります。

スナップに決まり手はありません。そして、簡単そうに見えて一番難しいのが
スナップです。

相手に常識的に不愉快な思いをさせないような気配りは大事です。
誰しも、不愉快な人間に対していい表情は向けないでしょうからね。

状況を判断し、相手が撮らせてくれそうだと判断したら、さっと撮影し、
相手が気が付いたら、敬意をはらう。

スナップ写真は瞬間の状況判断が要求されるので、簡単そうで実は
難しいのです。

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