
さて、次は特殊な花火の撮影方法です。ピントを花火が光っている最中に
変化させることによってできる現象を利用するものです。
ここから、私はデジタルで花火の写真を撮影しています。とはいえ、手法は基本的に
フィルムの頃と変化は余りありません。
この写真を撮影した当時はD70sが最新機種の頃でしたので、私はそれを使いました。
マニュアルモードで、前項のような撮影方法も可能でしたが、この作例写真に関しては
絞り優先モードで撮影しています。
三脚と、ケーブルレリーズが必要であることは言うまでもありません。あと、ピントは
マニュアルにすることが絶対です。なぜなら、何も存在しない空間に、オート
フォーカスはピントを合わせてはくれません。(あたりまえですが)
では、ピントを合わせるのが難しいかというと、まったくそんなことはなく、
カメラから花火までの距離は普通は離れていますので、無限遠にピントを合わせれば
合います。
ここでは、ピントが合った状態から、ピントを少しはずしておいて、花火が光った瞬間に
ピントを手動で合わせるという方法で撮影しています。まあるい光の玉の先に、
火花がついたような独特の写真が撮影できます。ISO400絞りは約F8だったと
記憶しております。

この写真も同様です。光の玉の大きさはどの程度ピントをはずすかで決まります。
他の形の整ったピントの合った花火は、ピントをずらして、合わせて撮影中、偶然
あがったほかの花火が写りこんだものです。
偶然の産物とはいえ、それはそれで面白いものですね。
一見難しそうですが、やって見ると意外に簡単にできますので、一度お試しいただいて、
光のマジックで遊んで見てください。結構楽しめますよ。