花火の写真をとりたいと思っている人は多いかもしれません。
しかし、なかなかうまく写らないとお悩みの方も多いかも知れません。
ISO100で撮影した場合と、ISO400で撮影した場合の写りの違いを
データも書いておきますので、目安にしていただければ幸いです。
ただし、距離などによって状況が変わってくるので、あくまでも
目安にしてくださいね。
作例写真は、フィルム時代に撮影したものですが、デジカメでも基本的には同じです。
この項では、ISO100の場合を書いていきます。次の項でISO400の場合を
書いておきます。すべて三脚必須です。シャッターを切る際に、
ケーブルレリーズ(ケーブルの先端にシャッターボタンがついたもの)
も必須です。
上の写真は、カメラの設定をマニュアルモードにして、ピントもマニュアル。
無限遠ですね。あとは、絞りをF11で、シャッターをバルブにします。
バルブというのは、シャッターを押している間、CCDに光があたった状態
(シャターが開いた状態)を維持するものです。おおむね5秒くらい
ISO100の場合、夜の暗さが黒色で残ります。また、絞りをF11まで絞ったことに
よって、花火の色もしっかり出ています。もちろん、カメラから花火までの
距離によって、データは変わってきますので、あくまでも目安です。
同じくISO100で絞りをF8に設定して、約10秒間シャッターを開いた状態に
したものが上の写真。絞りを開き、CCDに光を当てる時間の長い分、周辺は
明るく写ります。花火は、10秒間にシャッターを開いている間に光ったものが
折り重なって写ります。
それでも、夜空の黒色は、そのまま残ります。
花火の色そのものは、若干白く飛んだようにみえますね。
上の写真はISO100、F11でバルブシャッターを開いたままの状態を
維持したもの。もちろんカメラは3脚で固定そしてレンズにキャップをします。
花火がしゅるしゅると揚がっている間にキャップをはずす準備をして、
光った瞬間にキャップをはずして、CCDに花火を写し、またキャップをします。
これを数回繰り返します。
ISO100で絞りをF11ぐらいにすると、色がしっかり残るようです。
もちろん、距離などでも変わってきますので、何枚か、テスト撮影をしつつ、
設定を変化させてください。
キャップをしたりはずしたりして、一画面に何度も写すのを多重露光といいます。

上の写真はF8で撮影したもの。同じくキャップをつけたりはずしたりしつつ、
撮影したもの。F8まで絞りを開くと、花火は白く写る部分が多くなりますが、
細かい、火花の軌跡が写りこんで、時に面白いパターンを作ります。
画面のどこに上がるかというのは、大体の見当をつけておき、
その一帯にきたときにキャップをはずす必要がありますね。
ピントはオートではなくて、無限遠にしておくことが、必須です。
なお、こういった状況下で、秒数を数える簡単な方法をお教えしましょう。
おじいちゃんと普通のスピードで言うと、おおむね、一秒です。
5回おじいちゃんと言うと、おおむね5秒です。
おじちゃんだと、約0.5秒です。
ストップウォッチは要りませんよ。(笑い)