この項からは、露出補正について、書いていこうと思います。基本的には、
コンパクトデジカメの補正と同じですが、一眼レフタイプならではの、細かい補正を利用
した作画についても、言及していこうと思います。
まずは次の2枚の写真を比べて見てください。
上の写真は暗く、下の写真は明るいですね。デジカメ一眼レフ(フィルムも実は同じ
なのです)は、暗いものを明るく、明るいものを暗くと、コンパクトデジカメの所では
書かせていただきました。
暗い写真は、F11で、シャッタースピードはオートで撮影し、下の写真はF11のオートは
同じなのですが、+1画面が明るくなるよう、撮影段階で補正してあります。
もっと詳しく言うと、新緑の緑の色を頭にイメージしてください。あるいは、明るいもみ
じの赤色ですね。あの明るさよりも暗いものは明るく、明るいものは、暗く判断するクセ
があるのです。
いろいろな色が混じった状態ですと、現在のデジカメは、非常に正確な露出計算を
しますから、ほぼ適正なデジカメ写真を得ることができます。
しかし、上の写真のように、全体が白かったりすると、カメラは暗くしようと
白いものをグレーに写してしまうのです。
こういった、カメラの判断に任せると、見た目よりも暗く写ったり、
あるいは、逆に、見た目よりも明るく写ってしまうような場合は、撮影段階で、
露出補正という操作が必要です。
どの程度の補正量が適切かは、画像にもよりますが、経験上、カメラが
判断したものよりも、+0.5か −0.5位の補正でいい場合が多いですね。
雪景色の写真などのように、極端な場合は、補正値を変化させて、何枚か
撮影しておくと良いと思います。
デジカメ一眼レフは、オート・ブラケットといって、一回の撮影で、暗め、普通、明るめ
の3枚を、一気に撮る方法もありますので、手際よく撮影したい場合は、3枚連写をして
撮影をしておいて、後から良いものを選ぶという手もあります。