
デジカメ一眼レフとシャッタースピード優先モードについて、この項では
書かせていただきます。
コンパクトデジカメの項でも、シャッタースピード優先モードについては
触れさせていただきましたが、一眼レフタイプのデジカメは、ピントが合う
スピードが、圧倒的に速いので、シャッタースピードをコントロールしながら
上の写真のような、流し撮りとややスローなシャッター速度を組み合わせた
作画が可能になってきます。
絞りとシャッタースピードの関係で、蛇口とバケツの水の量と、水を18リットル
ためる間にかかる時間という例えをしましたね。
バケツに水をためる制限時間(シャッタースピード)を指定して、それに合わせた
絞り(蛇口からの水量)をカメラに自動で決めてもらうという考え方だというと
理解しやすいかも知れません。
上の作例写真を例にすると、ローラーブレードスケートでアクロバットを演じている
スケーターの動きを約1/15という遅めのシャッタースピードで捕らえました。
スポーツなどの動きはすごく速いので、1/15秒という時間の間に、このアクロバットスケ
ーターは動きます。動いた分だけ画像がぶれるのですが、ぶれている中にも、一点、
手に持ったうちわが静止しているので、このブレは意図したものだと、
見る人に伝わります。
そして、そのブレこそが、スケーターのすばやい動きを静止した一枚の写真上に
表現するわけですね。
実際のところ、私は、ほとんどの撮影を絞り優先モードかマニュアル
(絞りと、シャッタースピードを自分の撮影意図で決定するもの)で撮影する
ことが多いので、シャッタースピード優先モードは、このように時間をコントロールして、
動きの感じ(動感)を表現するために使います。
このときのシャッタースピードは、動くもののスピードによっても違いますので、
一概にどれだけかという数字を言うのが難しいのですが、あくまでも私個人に
限っていえば、1/60よりもゆっくりしたシャッタースピードで使うことが
多いのですね。
この項ではシャッタースピード優先モードの、比較的スローなものについて
解説させていただきました。次の項では、高速でシャッターを切った場合の
シャッタースピード優先モードについて、解説をさせていただきます。
よろしくお付き合いください。