デジカメ写真とシャッタースピード優先での撮影

まずは上の写真を見てください。ここではシャッタースピード優先の撮影とは何かと、そ
のメリット・ディメリットを説明させていただきます。よろしくお付き合いください。
前の項で説明させていただいた掛け算を少し思い出してみてください。
絞り(レンズを通過する光の量)×シャッタースピード(シャッターの開く時間)
=一定量の光
でしたね。上の写真のように、猛烈なスピードで飛ぶ鳥をぴたりと静止させる場合、
シャッタースピードは、早くしなければいけません。シャッタースピードが速くなる
ということは、シャッター幕がほんの一瞬だけ開いて、デジカメのCCDに光が
瞬間のみにあたるということを意味します。
当然、シャッターを通過する光の量が減る分、絞りは大きく開いて
(数字が小さくなるわけですね)一瞬の間に、レンズはたくさんの光を通過させる
必要があるのは、ご理解いただけるかと思います。
ちなみに上の写真は、1000分の1秒という、非常に高速なシャッターを切っています。
シャッタースピード優先は、こういった状況で使いますが、落とし穴があることを
あらかじめ書いておきます。その落とし穴が何であるのかは、後ほど説明させて
いただきます。
次の写真を見てください。

上の写真は、オートバイが静止して、背景が流れています。これは流し撮りという
テクニックで、シャッタースピードを遅くして(シャッター幕の開く時間を長くする)、
光がある程度の時間CCD(デジカメの光信号をデジタル信号に変換する部分ですね)に
当てるようにします。
そして、光があたっている間(シャッター幕が開いている間)オートバイの動きに
あわせて、カメラを動かします。
上の写真の場合、オートバイを常に画面上の決まった位置にするように、タイミングよく
カメラを動かさなければいけない(私はカメラを振るといいます)ので、
画面内にぴたりと収めるのは、結構技術が要ります。
技術うんぬんは少々余談でしたが、こういった画面内に動きの出るように(背景が
流れているので、オートバイのスピード感を表現できる)シャッタースピードを
コントロールするときに、シャッタースピード優先を使うと便利ですね。
では、次の項で、シャッタースピード優先の落とし穴と、失敗例、
なぜ失敗したのかを詳細に解説させていただきます。